忘れ物をしても困らない堪えない奴ら
整理整頓が苦手でよくものを無くしたり忘れたりする家族ですが、その度合いは夫と息子、私と長女では違います。
男性陣、忘れ物しても、困らないんですよ…。
長女が小学校に上がるとき、「忘れ物は届けない」と心に決めました。
まだ忘れ物しても大ごとにはならない子どものうちに、忘れて困った、痛い目を見た、という経験をして、ではどうしよう?と自分で工夫できるようになってほしいから。
ところが。
息子、しょっちゅう忘れます。無くします。しかし、困らないんです。困るのは私に叱られるというところだけ。それも一瞬の我慢ですからね。
さて、どうしよう。自分のしつけを根本から覆されているわけです。忘れ物して困った、申し訳ない、という気持ちになることを前提にしてたのに、そうならない。
ある日、学校行事に夫が参加して私は末娘と留守番ということがありました。
慣れない学校で困らないようにとメモを作って持たせたはずが、夫はそれを忘れていきました。
案の定、電話がかかってきます。
その電話は、昼寝しはじめたばかりの末娘を起こしてしまい、私はその対応に時間を奪われてしまいました。
これ幸いと、その日の出来事を息子に話し、今回お父さんは電話して聞いたことで用事は済ませられたし、困ったと思ってないかもしれない。でも知らないところで、その忘れ物によって誰かが困ることがある。あなたの忘れ物の時も、先生やお友達、家族に余計な仕事が増えているかもしれない。だから、忘れ物をもうすこし重大に捉えてほしい、と言ってみました。
末娘が可愛くてたまらない息子は、昼寝を邪魔されたことをとても不憫に思ったようです。
効果があると良いのですが…。
忘れ物して困るのは誰?
子育てっていろんな前提を考えさせられますねぇ。